ふたぎのあれこれ | 執筆、観劇をする傍ら思ったことをつらつらと

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Posted by ふたぎ おっと on  | 

サンフランシスコを自転車で回る~ウォルト・ディズニー博物館に寄り道~

こんにちは、ふたぎです。

事前情報ではサンフランシスコは東京都同じくらいの気候とのことだったんですが、ちょいとばかしこちらの方が寒いように思えます。
というのも、西に行けばすぐ太平洋なので、海からの風がぴゅーぴゅー吹いてきて冷えるのでしょう。
それほど風が強いわけではないですが、空気が湿り気を帯びていてなおかつそれが冷えている、といった感じです。


それはさておき。
引き続き旅レポをしていきます。

ウォルト・ディズニーミュージアム

ゴールデンゲートブリッジを目指してフィッシャーマンズワーフから自転車を走らせてきたふたぎ。
その通り道城にあるウォルト・ディズニー博物館でしばしの休憩をとりました。
ここはウォルトの誕生から晩年までに通ってきたバイオグラフィーを追いかけていくような博物館です。

大人25ドル、学生15ドル、子供10ドル……だったかな?
正規料金だと結構取るなあと言う印象でしたが、中はかなり充実していました。

早速中の様子をご紹介!

ウォルト・ディズニーミュージアムのエントランスエントランスその2

まずエントランスを入ると、チケット入場するところの前にこんなガラス棚がずらり。
これはウォルトがディズニー映画を作り始めてから獲得した賞の数々です。例えば中にはファンタジアでもらったものだったり、ダンボで入賞したものなど、あぁあの映画は一時代を築いていたのか、というのが分かります。

しかし、彼は一体どのようにしてこれらの賞を獲得するほどの映画を作るようになったのか。
そこからが、この博物館のメインストーリーです。

入場券チェックのお姉さんにチケットを見せてメイン展示場へgo!

すると、まず始めにあるのはウォルトの誕生から少年時代や若い時代の話。

ウォルトの昔の絵とか

壁沿いにディズニー一家の写真やウォルトの少年時代の写真が飾っているなかで、こんなパネルが見えてきます。
これは実際にウォルトがどんな幼少時代を過ごしたかというのを、紙芝居のような見せ方で紹介しています。
しかもその紙芝居の吹き替えが、ウォルト自身。
こういうところまで、遊び心があることに感心します。

ウォルトの絵2ウォルトの絵3DSC_0059.jpgウォルトが昔乗ってたらしい車


彼はミズーリ州の農家で少年時代を過ごしているのですが、既にそのときには絵を描くのが好きだったそう。
どれも今日のミッキー・マウスにつながる要素は全くなく、とにかくトゥーン絵に長けていたそうです。
少年時代は彼は色んな州を転々としているのですが、第一次世界大戦では兄と一緒に赤十字社の衛生兵に志願したとか。
思えば、ディズニーって1901年生まれなので、激動の時代を生きていた一人でもあるんですよね。

さて、戦争から帰った彼は、本格的にアニメーターとしての活動を始めます。
これが昔ディズニーが制作した(に関わった?)らしいシンデレラのアニメ。

昔作ったらしいシンデレラ

初期のミッキーみたいな感じのカートゥーンの作り方です。
カンザスで経験を積んだ彼は、やがてハリウッドに行き、ディズニー・ブラザーズカンパニーを設立します。

ハリウッドに行ったウォルトオズワルド

出た!オズワルド!
これはミッキーが誕生する前よりも先に、ディズニー社で売り出していたウサギ型の自社キャラクター。
ミッキーよりも前に、一時代を築いたキャラで、これのお陰でディズニー・ブラザーズカンパニーはアメリカ屈指のアニメ制作会社へと急成長します。

しかし、オズワルドは途中で買収されます。
というのも、配給会社とのブラック契約にはまってしまい、彼らはオズワルドを手放さなくてはいけなくなります。


そうして生まれたのが、ミッキー・マウス!!

ミッキー

オズワルドでも適役として登場していたネズミをあえて主人公として抜擢し自社キャラにしたことで、ウォルト達は大成功を収めます。
ミッキーはウォルトを救った英雄だったわけです。
しかし、大手悪徳企業に買収されたオズワルドとミッキーが両方存在してミッキーが生き残ったどころか、世界中に知名度を広げたのには、やはりウォルト自身の演出の才能があったからだそうです。

一回のフィルムに使う絵の枚数

さて、ここから制作現場の話になっていきます。
上の写真には、壁一面に何かが張られていますが、それ全部、一回のフィルムに用いる絵の枚数です。
これは非常に初期のミッキーのアニメで多分5分くらいの長さのものなんですが、たった5分のアニメに使うパラパライラストがこれだけ必要という、この部屋に入った瞬間に圧倒されました。

そうしてミッキーが誕生した後は、ミニーやドナルド、プルートやグーフィーと言ったおなじみキャラクターが生まれていきます。

最初はただの白黒に音声が入り、白黒だった映像にカラーが入りと、技術の進歩とともに変化してきたディズニーアニメの様子がうかがえます。

みにくいアヒルの子カラーリング材

ここまではせいぜい30分規模の長さの制作を中心にやってきたウォルトですが、1930年代半ば彼はいよいよ長編映画「白雪姫と7人の小人」を手がけます。

白雪姫メイキング

ご存じの人も多いと思いますが、『白雪姫』以降のディズニー長編映画は、実際に人が動いているところをモーションキャプチャーしてその動きを絵に起こすことで、絵の中のキャラクターの動きにリアリティを持たせるようにしています。
『白雪姫』では特に、主人公の白雪姫と小人の動きを実際の人物にさせて絵に起こしているわけですが、どうやら途中で出てくる鹿やスカンクも実際に動物を動かすことで動きを捉えていたみたいです。

確かに。
今でこそ動画があっちこっちに上がってる時代ですが、昔はそんなことが難しかったわけですもんね。

ここでは『白雪姫』の制作についてワンフロアを用いて紹介していました
なかなか興味深いのはこういうのでした。

白雪姫キャララフこびとキャララフ
ワンシーンのラフ下書き

おもしろいですよね、こういう当時のキャララフとか見るとw
こんな風にキャラができあがっていったのか、というのが逐一見せてくれるところが、ディズニーファンとしても嬉しい限り。

そうして『白雪姫』エリアを抜けるとピノキオやバンビの制作へと移ります。

ピノキオジミニークリケット

こうして数々の作品を手がけていくようになるのですが、その中には今は映画を見ることはもう無き『南部の唄』(ジッパディードゥーダが唄われている作品)などについてもちゃんとその歴史が残されています。

また、第二次世界大戦では、愛国心の強いウォルトは反ナチス・反大日本帝国のプロバガンダアニメを制作するなど、ディズニーファンの日本人からすると少し切なくなるような映画を、積極的に作っていたりもしています。
結構昔に、ドナルドがナチスの飛行機を全滅させると言ったテーマの10分アニメを見たことがあるんですが、これ結構えぐいんですよ……。そんな感じの日本の飛行機を落とすシリーズもあったり、時代だなぁと感じつつ、やはりディズニーはアメリカ人だなと思うところでもあります。

そうして戦後、再び『シンデレラ』や『不思議の国のアリス』、『ピーター・パン』などといった大作を残していきます。

シンデレラメリーポピンズ

左のはウォルトの晩年の大作『メリー・ポピンズ』。
子供達がこういうやりとりをしていく、といったものを実際に絵にして表現し、これを実写化しています。
ここではメリー・ポピンズ役のジュリー・アンドリュースの声で、当時の説明をしてくれています。

という、かなり内容の濃い博物館だったのですが、この日この時点で結構時間が押していまして、後半をじっくりゆっくり観覧することが出来ませんでした(泣)
滞在中に時間があれば是非行きたいなというところであります。


ここはディズニー映画の特に初期の作品をお好きなら、行っておくべきところかなと思います。
でも、ディズニーランド的なサムシングを求めると何もないので、どっちかっていうとコアなディズニーファン向けの博物館かなと思います。

私はばっちり後者でしたねw

さて、寄り道も終了。
次回こそは、ゴールデンゲートブリッジを渡ったレポートしまっせ!

スポンサーサイト

Category : わたくしごと
Posted by ふたぎ おっと on  | 2 comments 

-2 Comments

夢幻キリコ says..."こんばんは^^"
なかなか奥深いですねぇ。
三鷹の宮崎駿記念館を思い出しました。
あそこもこんな感じだったんですよねぇ。
規模は小さいですが。
でもここは英語が読めないと楽しさも半減ですよねぇ。
2015.12.17 23:05 | URL | #7Vwe54W6 [edit]
ふたぎ おっと says..."Re: こんばんは^^"
キリコさん

お返事遅くなりました><

三鷹の宮崎駿記念館は行ったことがないのですが、きっとメイキングの話があるのでしょうね。
創作に関わる者としては、メイキングエピソードなんかはかなり興味深いですよね^^


> でもここは英語が読めないと楽しさも半減ですよねぇ。

うーんw
というか、そもそも日本から出る時点で英語が必須になるので、そこはもうそう言うものとして受け入れるしかないかなとw
トレーニングトレーニングですw
2015.12.24 20:23 | URL | #- [edit]

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。